今回はサルチモールグループ(Sarchimor Group)についてです。
サルチモール(Sarchimor)グループの歴史
サルチモール(Sarchimor)はカティモールと同様に、ポルトガルのさび病研究センター(CIFC)が、ティモールハイブリッドのうちの一つである HDT CIFC 832/2 を、コンパクトな樹形を持つヴィジャサルチ(Villa Sarchi)と交配して、**H361(通称:サルチモール / Sarchimor)を開発しました。
H361(サルチモール)は、1971年にブラジルのIACで試験が行われた後、コロンビア、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、ドミニカ共和国、ラオス、マラウイ、モザンビーク、サントメ、タイ、ベネズエラなど、多くの国で試験栽培されました。
T5296
コスタリカの熱帯農業研究高等教育センター(CATIE)に送られ、トゥリアルバ(Turrialba)で選抜されたことから、T5296 という名称が付けられました。
T5296は、さび病(CLR)に対する重要な耐性を持つ品種ですが、世代間での安定性に欠けるため、農家向けの品種としては推奨されていません。しかし、この系統は多くの耐病性品種の基盤となっており、エルサルバドルとホンジュラスの育種プログラムによって、それぞれ Cuscatleco と Parainema という品種が選抜されました。
また、近年のF1ハイブリッド(例えば、Centroamericano、Milenio、Mundo Maya)も、T5296とエチオピア在来品種を交配することで開発されています。
Marsellesa
ティモールハイブリッド 832/2 と ヴィラサルチ CIFC 971/10 の交配種です。ECOM-CIRAD によってニカラグアで選抜され、特にさび病耐性の特性を持つように育成されました。
出典:world coffee research



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